
簿記3級を受けようと思ってるんですが、試験方式としてネット試験(CBT方式)とペーパー方式がありますよね?
どっちが受かりやすいとか、おすすめの受験方式ありますか?

簿記3級・2級を受けるなら絶対にCBT方式がオススメです!
メリットがたくさんあるので解説します!
簿記3級・2級を受けるにはコンピューターで受けるCBT方式と大きな会場で一斉に受けるペーパー方式があります
これのどっちで受けようかなと迷ってる方もいるのではないでしょうか?
私はこの質問を受けたら絶対にCBT方式をオススメしています!
今回はオススメする理由を解説していきます
ネット試験とはコンピューターで受ける受験方式です
日本各地にある受験地に行き、そこにあるパソコンで出題される問題を解答します
問題内容に関してはペーパー方式と全く違いがないですが、キーボードで回答をするところが少し異なります

私は簿記2級をネット試験で受けましたが、特に不自由なく回答をすることができました
パソコンで回答していることは考えられている問題形式でした
結論から言うと全く違いはありません!
ネット試験で合格しても、ペーパー方式と同じ資格を得ることができます
そこは安心してください

資格が変わらないのであれば、オススメするネット試験を受験しましょう!
ネット試験だと1年間のうち20日くらいを除いて、いつでも受験することができます!
2025年度だと以下の日程で受験ができます
2025年度は以下の日程を除いてネット試験で受験をすることができます
・2025年4月1日(火)~2025年4月13日(日)
・2025年6月2日(月)~2025年6月11日(水)
・2025年11月10日(月)~2025年11月19日(水)
・2026年2月16日(月)~2026年2月25日(水)
https://cbt-s.com/examinee/examination/jcci.htmlより引用
これを見てもわかるように1年のほぼいつでも受験をすることができます

1年のいつでも受験できるのは、普段忙しい社会人にとって柔軟に対応できるのでありがたいですよね
それに対してペーパー試験だと年に3回しかチャンスがありません
2025年度だと以下の日程で開催されます
ペーパー方式の受験日程
2025年6月8日(日)
2025年11月16日(日)
2026年2月22日(日)
https://www.kentei.ne.jp/calendar_2025より引用
受験できる回数がペーパー試験だと圧倒的に少ないですよね
簿記を受ける際には問題形式になれることも必要です
人によっては2回目,3回目で合格できることもあります
そうなるとペーパー方式で受けると合格するまでに約1年近くかかってしまいます
それに対してネット試験であれば受験間隔を狭めることができるので合格が近づきますし、モチベーション維持の観点からも非常に大事です

私も3回目の受験で簿記2級に合格しました
その時も柔軟に予定を組めたのでCBT方式が非常にありがたかったです
CBT方式だと直前で予約を変更できることもオススメポイントです
皆さんこんな経験ありませんか?
せっかく試験を受けようとしていたのに、外せない用事が急遽入ってしまうことでその受験を諦めました・・・
もしペーパー方式だと次の試験が半年後になってしまうので、モチベーション低下の原因になりますよね
そんな時にCBT方式だと解決できます
CBT方式だと受験日の3日前までであれば受験日程を変更することが可能なんです!
これは2つの観点でメリットがあります
1.急な用事が入った時に予定を変更することが可能な点
先ほどのように急な用事が入った時にすぐに日程を変更できますし、ずらしてもすぐに受験ができるのでモチベーションの低下も防げます
2.仮に試験勉強が間に合っていなかったとしても受験日を後ろにずらすことができ、万全の状態で挑むことができる点
普段の仕事が忙しくてあまり勉強ができなかった・・・
もう少し勉強してから試験にのぞみたいな

そんな時にCBT方式を選んでおくと、受験日を少しずらしておくことで勉強時間を確保することができます
こんな感じでCBT方式にはメリットが非常に多いです
単純な合格率比較はできませんが、ペーパー試験方式よりCBT方式の方が合格率が安定しやすいということもできます
今回は2024年度の簿記3級の合格率を比較していきたいと思います
ペーパー方式
第167回 合格率 40.7%
第167回 合格率 29.5%
第167回 合格率 28.7%
CBT方式
2024年度 合格率 38.6%
https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/candidate-data/data_class2-3
https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/candidate-data/data_class3より引用
この結果を見ると2つのことがわかります
1.ペーパー方式だと合格率のばらつきが非常に大きい
2.CBT方式の方が合格率が比較的安定している
合格率のばらつきが大きい点はペーパー方式のデメリットだと考えています

ただでさえ受験回数が少ないのに、その時の問題が難しくて合格率が低い回に当たってしまうと大変ですよね・・
その点を踏まえると、CBT方式の方が受験回数も多くできますし、合格率も一定に収束しているので、難易度のばらつきが小さいのかなと考えています

ただしこのデータの見方には注意点もあります
注意点として、「ペーパー方式とCBT方式を合格率で見て受かりやすい」と判断してはいけない点です
理由としては、受験回数がCBT方式の方が多くできるので、何度も受けて合格したという人のデータも含まれているからです
CBT方式の方が受験回数がいくら受けてもいいので、何度も受けて合格した人のデータが多く含まれて、合格率の増加に寄与している可能性があります
そのため、CBT方式の方が問題が簡単だと安易に考えて、勉強をおろそかにしてしまうのは良くないです

CBT方式の合格率を当てにするのではなく、それ以外のメリットを活用しながら、着実に勉強を進めていきましょう
CBT方式だと受験が終わった瞬間に試験結果を見ることができます
それに対してペーパー方式だと結果通知までに2~3週間ほどかかってしまいます
もし不合格だったとしたらすぐに勉強を再開させないといけないので、結果はすぐに知りたいですよね

試験結果は大問ごとの得点もCBT方式ではすぐに出してもらえるので、次の試験に向けての対策もすぐに考えられます!

CBT方式だと色々なメリットがあるんですね!
私もCBT方式で簿記3級を受けようと思います!

CBT方式だからと慢心するのではなくしっかりと計画を立てて、勉強頑張ってください!
今回の記事のまとめです!
- 簿記3級・2級を受験するならCBT方式がオススメ!
- CBT方式は受ける回数を圧倒的に増やせる
- CBT方式なら受験日を簡単に変えることができるので非常に便利!
- CBT方式の方が合格率が安定している
- CBT方式の方が試験結果をすぐに見れるので、もし落ちてしまってもすぐに対策を立てられる

私が簿記3級から受験した方がいいことを以下の記事で解説しているのでそちらもご覧ください!

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