
奥尻島旅行記 後編です
いよいよ奥尻島観光スタートです!
オフシーズンとオンシーズンの間だったからこその失敗もありました
今回の記事を読むと、
・奥尻島の観光スポット
・オフシーズンとオンシーズンの間の失敗
が分かります

前編がまだの方はこちらをどうぞ!
目次
- 「旧奥尻空港滑走路」レンタカーを借りてはじめに向かったのは滑走路!?
- 奥尻島1周スタート! 初めは有名な岩「鍋釣岩」へ
- 奥尻島を北上 島で唯一のセイコーマート
- 奥尻島フェリーターミナルへ 御翔印を買おうとしたら思わぬ誤算が!
- 「宮津弁天宮」引き続き北上していくと 急な坂がある神社が!
- 島の北端へ 「賽の河原公園」
- 「球島山展望台」ここからは島の西側へ ガラリと変わって山道に
- 山を下っていくと「幌内海岸」があります
- さらに進むと島で唯一の温泉「神威脇温泉」へ
- さらに進んでいくと奇岩のある海岸線が続く
- 1日1便しかない奥尻空港に行ってみると・・・
- 今日のお宿 「島泊まり民宿 島じかん」さんに宿泊
- 車を出して、再び奥尻町中心部のお寿司屋さんへ
- 深夜になると、JALの運航情報で運航注意情報が・・
- 2日目:奥尻島津波館へ
- 観光を終えドキドキの奥尻空港へ
- まとめ
「旧奥尻空港滑走路」レンタカーを借りてはじめに向かったのは滑走路!?
レンタカーを借りて最初に訪れたのは

滑走路です!
滑走路に入るのまずくない?
と思われるかもしれませんが、

安心してください!「元々」滑走路だった場所です
ここは旧奥尻空港滑走路です
奥尻空港は2004年に滑走路延長のために新設されましたが、場所は旧奥尻空港の上に作られました
地図で見るとよく分かります

画像の右下にある滑走路が旧奥尻空港の名残で、新奥尻空港が旧奥尻空港の滑走路を横断しているのがわかります

旧滑走路が残っているのは珍しいなと思ったので、行ってみました!
また、旧奥尻空港の建物も残っています!

こちらが旧奥尻空港のターミナルだったところです
奥尻空港のペイントの感じが昔の建物の雰囲気を醸し出しています
中身は資材置き場になっていましたが、昔の建物が残っているのは非常に珍しいです
奥尻島1周スタート! 初めは有名な岩「鍋釣岩」へ
ここからは奥尻島を奥尻空港を起点として反時計回りに1周していきます

1番初めに訪れたのは、「鍋釣岩」という面白い形の岩です

火山活動によって盛り上がった岩が風や波によって侵食された結果、このような形の岩になったようです
夜間は17:00〜21:00(7月・8月は18:00〜22:00)で綺麗にライトアップされるようです
奥尻島を北上 島で唯一のセイコーマート
さらに北上していくと、フェリーターミナルがある奥尻町中心部に向かっていきます

奥尻島は多くの道は2車線ではなく、1車線の広めの道がちょこちょこあります
譲り合いながら通行していきましょう
そこには島で唯一のセイコーマートがあります


北海道といえばセイコーマートのイメージがあるのは私だけでしょうか?
6:00〜23:00まで年中無休でやってるので非常にありがたいです
フライドポテトやカツ丼のホットシェフもやってるので便利です!

私もフライドポテトを購入しました!
中心部には奥尻町役場もあります

2024年5月7日に完成しているので、1年以内の新築ほやほやでした
中は1フロアでオープンな雰囲気でした
奥尻町の雰囲気として非常にまとまっている街でした
奥尻島フェリーターミナルへ 御翔印を買おうとしたら思わぬ誤算が!
次にフェリーターミナルへ向かいます
奥尻島には飛行機便に加えて、函館の反対側にある江差港と奥尻港を結んでいるフェリー便があります

https://heartlandferry.jp/okushiri/より引用

そのフェリーターミナルでJALの各空港で販売される御翔印が販売されています

御翔印に関して知りたい方はこちらの記事をどうぞ!
このフェリーターミナルの2階にある売店で販売しているのですが、訪れてみるとなんと!
ちょうど私が行った期間の1週間だけお休みでした!
思わぬ誤算でした

思わぬ誤算でした! 江差にも行ってみたいので、次回にリベンジですね・・
オフシーズンとオンシーズンの間だと、オンシーズン前の休憩期間として休みになっていることが多いです
気をつけましょう!
「宮津弁天宮」引き続き北上していくと 急な坂がある神社が!
気を取り直して、北上していくと

急な坂がある神社が見えてきました
これは「宮津弁天宮」です
歴史としては非常に古く天保2年(1831年)に島民が大量祈願のために建てた社が始まりになっています
現地の案内板には「アイヌの頃からこの高台は利用されていた」とも書かれており、この場所の歴史は非常に古いようです

神社に向かう坂の途中から撮影した写真ですが、非常に景色がよく見渡せます

坂が急になっているので登り降りをする際には注意してください!
この神社の修理でクラウドファンディングが行われていたようで、最近綺麗になったみたいです
(https://camp-fire.jp/projects/753963/viewを参考)
島の北端へ 「賽の河原公園」
いよいよ島の最北端へ来ました!
ここには「賽の河原公園」という大きな平野が広がっています

ここにはキャンプ場があることに加えて、オンシーズン限定で「食事処 北の岬さくらばな」があります
海鮮メニューや手作り海産物を販売しています
もちろんオフシーズンなのでやっていませんでした・・・・
「食事処 北の岬さくらばな」について詳しく知りたい方はこちら

ここからは北海道の本土が見えます 雪山が非常に綺麗に見えています
また、毎年6月には慰霊祭が行われています
「球島山展望台」ここからは島の西側へ ガラリと変わって山道に
賽の河原公園を越えて、島の西側に行くと雰囲気がガラッと変わります
急な山道に入っていきます
そこを上がっていくと球島山(きゅうじまやま)展望台にたどり着きます
ここは奥尻島で2番目に高い山で、民間人が入れる一番高い山になっています
(1位は神威山ですが、自衛隊の基地があるので民間人は立ち入り禁止です)
山頂からの景色は非常に綺麗で島を見渡せます


ここに来る道は冬期間に閉鎖されてしまうので注意が必要です!
山を下っていくと「幌内海岸」があります
球島山展望台を降りていくと海岸が見えてきます


こちらが幌内海岸となっており、夏には海水浴やバーベキューが行えるようです
非常に切り立った崖と海岸がいいコントラストになっており、海も非常に透き通って綺麗でした
さらに進むと島で唯一の温泉「神威脇温泉」へ
さらに道を進んでいくと、島で唯一の温泉があります
それが神威脇温泉です

ここが島で唯一の温泉となっており、島の方々もよく利用されている温泉です

大人420円で入れるので非常に安いです
(タオル代金は別になっています)
この温泉は2階建てとなっており、1階は熱め・2階はぬるめとなっているので、初めての方は2階に向かうことをお勧めします
(温泉の管理人さんからもそう言われました)
中は見晴らしもよく、2階はぬるめといっても少し熱めなのでのぼせないように注意です!
さらに進んでいくと奇岩のある海岸線が続く
さらに進んでいくと島の西側の海岸線が続きます

ここには奇岩が存在しています
ダイジェストでお伝えしていきます
カブト岩

右の岩がカブトの頭っぽいですね

モッ立岩

ホヤ石

こんな感じで海岸線が続きます
1日1便しかない奥尻空港に行ってみると・・・
帰りがけに奥尻空港に行ってみると、

空港へ行く道路が閉鎖されてました
お昼にしか飛行機がないのでそれ以外の時間帯は閉鎖されてしまうんですね・・
今日のお宿 「島泊まり民宿 島じかん」さんに宿泊
奥尻島を一周し、宿に帰ってきました

素泊まり民宿 島じかん さんに一泊しました
オフシーズンだったので、2階は私しかいませんでした
オーナーの方は気さくな方で、設備の説明も詳しく説明いただきました
近くのお寿司やさんは、ちょうどお休み期間なんですよ〜
とオフシーズンとオンシーズンの間だったからこその悲劇が・・

せっかくだし、寿司を食べよう
ということで他の寿司屋へ向かいます
車を出して、再び奥尻町中心部のお寿司屋さんへ
夜からは大雨になり、その中を車で走って奥尻町の中心部へ向かいます
今回訪れたのは「叶寿司」さん


ご夫婦で経営されているお寿司屋さんで、握りのセットをいただきました
ネタも美味しくて、島の方も多くいらっしゃっていて忙しそうでしたが、島の皆さんから愛されているお寿司屋さんだなとお思いました!
叶寿司さんが気になった方はこちら!
深夜になると、JALの運航情報で運航注意情報が・・
お寿司を食べて帰ってきて深夜になって、スマホでJALの運航情報を見てみると・・・
「視界不良で引き返しの可能性あり」の文字が
飛行機が飛ばないと、島から脱出が不可能になることに気づき、少し怖くなりました・・・

飛行機が飛ばないかもという話は以下の記事で詳しく解説しているので、そちらをどうぞ!
2日目:奥尻島津波館へ
雨が降り続いていましたが、心配してもしょうがないので観光を継続します
2日目は奥尻島津波館へ向かいました

この建物は1993年7月12日に発生した北海道南西沖地震の記憶を後世に伝承していくために、2001年に建てられました
建物の内部では、北海道南西沖地震の被害や復興の様子が展示されています
私が訪れた際には、実際に被災された方が案内人として、説明してくださりました

この地震があった時には、私は生まれていなかったので被災当時の様子を学ぶことができました
その後は、津波館で教えていただいた、地震が起きた時にすぐに高台に逃げられるような施設を見にいきました

1枚目は港にいる人がすぐに高台に逃げられるように、階段がつけられており、高台の方に直通で向かうことができるようになっています

2枚目は、屋根付きの避難路です
たとえ雪が降る冬に地震が起きても、高台に逃げられるように屋根付きの避難路になっています
このように被災を教訓に地震や津波の対策が取られていることがわかりました
観光を終えドキドキの奥尻空港へ
全ての観光を終え、レンタカーを返却して奥尻空港へ送迎してもらいました

空港はどんよりしており、来るか微妙な感じで少しソワソワしながら待っていました
空港の内部はこんな感じで、非常にコンパクトになっており、売店はありません


少し面白かったのが、預け手荷物がある場合は荷物検査機が保安検査場内にしかないので、「保安検査場で1回検査をしてから、預け手荷物カウンターに行く」形になっていることでした


あとは奥尻空港の中に入ると、冷蔵庫があり「奥尻の水」が1人1本もらえます
売店がないからあるのかなと思います

心配しながらも飛行機は無事に到着し、札幌丘珠空港へ向かいます!


機体は行きと同じ機体でした
特に遅れもなく、定刻で到着しました
ここから新千歳空港に向かい、新千歳空港から羽田空港へ向かいました
奥尻島の1泊2日の旅はこれで終了です
まとめ
奥尻島の旅行記はこれにて終了です!
感想としては、奥尻島は島を1周するだけで環境がガラリと変わり、非常にゆったりとした時間が流れているいい島だなと思いました
ぜひオンシーズンに行ってみるのはいかがでしょうか?

今回の旅行の話は他の記事にも入っているのでそちらもぜひご覧ください!

この記事が面白かったという方がいれば、下のボタンをポチッと押して応援してもらえると嬉しいです!