
航空無線通信士を受験しようと思うのですが、合格できるまでにどのくらいの時間がかかりますか?
8月の試験が近いので、受けるか次の試験にずらすか迷ってます

私の場合は、合格まで最短で2ヶ月でいけました!
2024年6月19日から勉強をスタートして、8月22日・23日に航空無線通信士を受験し、合格することができました! その時にはすでに社会人1年目だったので、仕事しながら2ヶ月で合格できました
今回はその経験を踏まえて、仕事をするなど「忙しい中でも航空無線通信士に合格できる勉強法」について解説します!
この記事を読むと、
・忙しくても最短で航空無線通信士に合格できる勉強法
が分かります
試験勉強に取り組む前の私の状況

試験勉強の話をする前に、私の知識状況をお伝えします
私の勉強法をお伝えする前に、試験勉強に取り組むときの知識状況をお伝えします
理由としては、勉強法全般に共通することだと思いますが、個人の知識状況によって勉強法が変わってくるからです

このくらいの知識状況だと2ヶ月で合格できるよという感じで考えてほしいです
私の知識状況は下の通りです
<無線工学>
電気関係の知識はあまりなし 高校物理までは習得済
<法規>
法律の知識は全くなし
<英語>
TOEIC 730点で基本的な知識はある状態
<電気通信術>
フォネティックコードの読み方はなんとなくわかる
(暗唱したりすばやく読み上げたりはできない)
各科目の基本的な知識はあり、そういう意味で学習しやすい状況ではありました
元々ある程度英語の知識があったため、特に英語の対策はあまり行いませんでした
航空無線通信士取得までの具体的な流れ
簡単に各科目の勉強の流れを書くと以下の通りです
<無線工学&法規>
6/20〜7月中旬 やさしく学ぶ 航空無線通信士試験(改訂2版)をひたすら読む
7月中旬〜8/20 航空無線通信士 試験問題集 第2集 ―合格精選310題を1周しつつ、
やさしく学ぶ 航空無線通信士試験(改訂2版)で復習する
<電気通信術>
6/20〜7月末 フォネティックコード(アルファベットの読み方)を暗唱する
7月末〜8/20 動画などを利用して、フォネティックコードの聞き取り・発話を練習
<英語>
7月末〜8/20 航空無線通信士 試験問題集 第2集 ―合格精選310題の問題演習を行う

基本的には初めの1ヶ月は参考書を読んで知識をインプットしていました
そこから1ヶ月でアウトプットを行って知識の定着を行いました
使用した参考書のリンクを貼っておきます!
ここからはそれぞれの科目について、勉強の流れを詳しく解説していきます
無線工学&法規については知識があまりなかったので、やさしく学ぶ 航空無線通信士試験(改訂2版)をひたすら読んでいました
通勤で電車に往復2時間くらい乗るので、その間にひたすら読んでいました
それ以外に休日に2時間くらい読んでいました
合計で大体40時間くらい確保してました

読んでも中身はよくわかっていませんでした
とりあえず全部を1周読むことを目標にしていました
法規の部分は文章なのでよく眠くなっていました笑
それ以外に関しては全くやっていません 仕事もあったので最低限という感じです
知識のインプットが終わったので、次にアウトプットに入ります
航空無線通信士 試験問題集 第2集 ―合格精選310題の問題演習をひたすら行い、1周することを目的にやっていました
アウトプットに関してはこの問題集をやり切れば大丈夫です
私はアウトプットの方を重視していました

インプットでわかった気にはなっていても、いざ問題を解いてみると頭が真っ白になって何も解けないということがよくあるからです
それをアウトプットすることによって、知識の抜けを見つけることができるからです
複雑に考えたり紙が必要になったりする問題が航空無線通信士にはないので、
通勤時間中・仕事が終わった後に30分くらい時間をとって演習をしていました
休日も3時間くらいアウトプットに費やしていました
合計50時間くらいです
問題集の量が非常に多く、1周終わったのがなんと試験3日前でした笑
そのアウトプットと並行して、わからなかったところ・間違えたところをやさしく学ぶ 航空無線通信士試験(改訂2版)で復習していました
最後の方になってくると、法規とかだと

ここの文章がよく聞かれてるな〜
ここの対比が問題になりやすいのか じゃあここをしっかりと覚えておこう!
こんな感じで、試験に聞かれやすい部分がなんとなくわかってきます
それがわかってくればほとんど試験に受かったも同然です
法規と無線工学に関してはこれしかやっていません
過去問には全く触れませんでした
本番でも自己採点で80%くらい得点することができました

より詳しく「無線工学&法規」の勉強法を知りたいという方は、以下の記事で紹介していますのでぜひご覧ください!
私はフォネティックコードについて少し知識があったので、まずフォネティックコードを暗唱できるようにしていました

フォネティックコードって何?という方は以下の記事で紹介していますのでぜひご覧ください!
やり方としては、通勤で自宅から駅まで20分くらい歩いていたので、その時間に独り言で呟いていました

アルファベット順にフォネティックコードを発音するという感じです
「アルファ・ブラボー・チャーリー・デルタ・・・・・」
これをひたすら繰り返していました
それ以外は全くやっていませんでした
ここからは本格的に問題演習を行うことにしました
送話では「自分で問題を作って、送話の練習をする」ということをひたすら繰り返しました
これについてはiPhoneユーザーの方は、電気通信術のアプリがあるので、そちらを利用するのがオススメです
電気通信術の練習アプリはこちら!
私はAndroidユーザーだったので自分で問題を作っていました泣
受話に関しては、「YouTubeで動画を探して練習をする」ということをひたすら繰り返していました
ここで裏技として、動画の再生速度を2倍にしてスピードに耳を慣らしてから、1倍速にすると非常に聞き取りやすくなり、自信もつきやすくなります!
これもiPhoneユーザーの方は、電気通信術のアプリがあるのでそちらを利用してください!
電気通信術の練習アプリはこちら!

電気通信術に関してはひたすら演習あるのみです!
アプリや動画を通じてひたすら演習を続けてください!
Androidユーザーには風当たりが厳しいですが、頑張ってください!
本番では送話に関しては満点でした!(チラッと点数が見えて、100点になってました)
受話に関しても落ち着いて全てを書きとることができました!

より詳しく「電気通信術」の勉強法を知りたいという方は、以下の記事で紹介していますのでぜひご覧ください!

結論から申し上げると、英語に関しては具体的な対策をしていませんでした
自分の元々あった知識で乗り切ってしまった感じです
英語に関しては、航空無線通信士 試験問題集 第2集 ―合格精選310題の問題集を少し解いただけで、それ以外の対策を行いませんでした
ここでは各問題に対する特徴をお伝えしたいと思います
英語の問題の構成として、「穴埋め形式・長文読み取り・リスニング」に分かれています
<穴埋め形式>
穴埋め形式のところではイディオムに関する部分が多いので、知識が必要になってきます
<長文問題>
また、長文問題に関してはそんなに量が多くないので、落ち着いて読むことができれば難しくはないはずです
<リスニング>
リスニングが苦手な人にとっては、一番の壁となるかもしれません
TOEICのリスニング問題や共通テストのリスニング問題を使って、耳を英語に慣らすという方法がオススメです
3つのステップでリスニングを行うことがオススメです
1.何も見ずにリスニングを行う
2.台本を見ながらリスニングをする
3.もう1度何も見ずにリスニングを行う
こんな感じで、英語を解くためには英語の総合力が必要になってきます
そのため、英語がどうしても突破できないという方は、英語の基礎からやり直してみるのがいいかもしれません

英語の勉強法について以下の記事を新たに執筆しました!
ぜひ参考にしてください!
まとめ

各科目の勉強についてはしっかりツボを押さえた勉強をしていけば、2ヶ月で合格できるんですね!
やる気が湧いてきました がんばります!

前提知識がない人でも約3ヶ月くらいあれば、十分合格できると思うので頑張ってください!
今回の記事はいかがだったでしょうか?
前提知識がなかったとしても、この記事に載っていることを実行して、期間を少し長めにとれば十分合格が可能だと思います
社会人の方や大学生の方、様々な人がいると思いますが、時間をうまく使って勉強を頑張ってください!
応援しています!

航空無線通信士の全科目の勉強法を書いた記事はこちらです!

航空無線通信士のおすすめ参考書を紹介しています!
ぜひご覧ください!

電気通信術のフォネティックコードについてもっと知りたいという方はこちら!

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