こんにちは!
私は、2024年9月に航空無線通信士を獲得しました!
その体験を踏まえて、航空無線通信士の勉強法について解説していきます!
今回は、Part 1として電気通信術の勉強法について解説します!
無線工学と法規については以下のサイトで紹介しています!(後日更新予定)
無線通信術は二つに分かれており、「受話」と「送話」です。
簡単にいうと、
「受話」→流れてくる音声から、文字に書き起こす
「送話」→監督官と1対1で、出された文字の羅列をフォネティックコードで読み上げる
という感じです。
私が受験したときは、「受話」は大きな部屋で一斉に放送で読み上げ音声が放送され、それを文字に起こすという形態でした。「送話」は、先ほどの部屋から移動して、部屋の中でブースが8箇所くらい設けられ、それぞれのブースで監督官と1対1で、文字をフォネティックコードを読み上げると言う形でした。
つまり、電気通信術はフォネティックコードの「リスニング」と「スピーキング」ができれば良いと言うことです!
受話・送話ともに80点以上で合格です!
次から、対策についてお伝えします!
無線通信術の対策は、以下の三つです
- フォネティックコードを覚える
- フォネティックコードの聞き取りをYouTube or アプリで勉強する!
- フォネティックコードの発音練習&スピード感を持って正確に発言できるようにする!
まず、フォネティックコードを覚えましょう!今回は一覧のみお伝えします
A・・・アルファ B・・・ブラボー C・・・チャーリー D・・・デルタ
E・・・エコーF・・・フォックスロット G・・・ゴルフ H・・・ホテル
I・・・インディア J・・・ジュリエットK・・・キロ L・・・リマ
M・・・マイク N・・・ノーベンバー O・・・オスカーP・・・パパー
Q・・・ケベック R・・・ロミオ S・・・シエラ T・・・タンゴ
U・・・ユニフォーム V・・・ヴィクター W・・・ウィスキー
X・・・エックスレイY・・・ヤンキー Z・・・ズールー
詳しくは以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてください!
フォネティックコードがアルファベット順に0.1秒でパッと出てくるまで練習しましょう!これは練習あるのみです!
次に、フォネティックコードの聞き取りをYouTube or アプリで勉強しましょう!
注意:送話の練習をする時には、問題を解く前に「始めます 本文」を言ってから読み上げを始めてください!
それをしないと減点になります。
アプリはこちらです!(これはApp Store限定みたいです・・Androidユーザーには使えません泣)

このアプリは優れもので、聞き取りと発音練習を同時に行うことができます!
聞き取りでは、スピードを変えることもできるので、早くしたりゆっくりしたり、自分に合わせて練習できます。
また、発音練習では、適切なスピードの1分間で50単語のガイドがついてくるので、ガイドに合わせて送話練習ができます!
(少し裏技的なやつでは、めっちゃ早くしてから普通のスピードにすると耳が慣れて、普通のスピードがゆっくり感じられるようになるのでオススメです)
さっきのアプリが使えない泣 という方には、YouTubeを使った練習をお勧めします!
YouTubeで「航空無線通信士 電気通信術」と検索してみると以下の動画が出てきます。
この動画を使って聞き取りの練習ができます!
YouTubeの設定でスピードを変えれば、アプリと同じように聞き取り練習ができます!
送話については、自分で問題を考えてやってみるのもありです!
100単語をランダムに書いて、送話の練習をしてみるものです!
このサイトにも練習問題を書いておきますね!
以下の問題を2分間で言い切ることができれば問題ないです!
始めます 本文(これを必ず言ってから!)
VNOWP LEKGL MKLEN DQXZI
BCIFN MTYCK VORBY TMZSD
JIVDK LEIYU HGCYX KDKOL
TYVNC HNDBU RGADP ORCNA
KLODH YCNDS VNKPX AERPD
電気通信術で書き間違え・読み間違え・読み飛ばしなどが発生した時に訂正をすることができます!
これをしないと減点の点数が増えてしまう可能性があります。
と言うのも、採点基準として
誤字・脱字→1文字ごとに3点減点
訂正→3文字までごとに1点減点
となるので、3文字訂正した場合としなかった場合で、8点もの差が開いてしまいます!
それはとてももったいない!
また、今までの練習では間違えなかったとしても、本番で緊張や焦りのせいでミスをしてしまう可能性もあります。
その時のためにも、訂正のやり方を覚えておきましょう!
間違えた文字を書いたら、二重線で訂正をして、その上の枠に正しい文字を書きましょう!
消しゴムで消してる時間はないので、最悪修正できなくても大丈夫です。
間違えても、単純計算で5,6文字は間違えても大丈夫ですから。
間違えに気づいたら、「訂正」と言って2,3文字前から始めましょう!それだけで大丈夫です。
あとは、時間オーバーにならないように気をつけましょう!
今回の記事はいかがだったでしょうか?
フォネティックコードをしっかりと覚えて、パッと言えるようになれば、あとは練習あるのみです!
アプリや動画を駆使して、しっかり練習をすれば比較的簡単にクリアできるはずです。
筆者的には、電気通信術よりは無線工学と法規の方が難しかったですね・・
他にも航空無線通信士の参考書や勉強についての記事を公開しておりますので、そちらも参考にしてください!
